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保育園での怪我。保護者の方への適切な連絡方法は?

保育士さんであればよく直面するのが、「保育園での子どもの怪我」ですよね。
どんなに注意をしていても、園庭で元気いっぱい走り回ってすってーん!擦りむいてしまった・・・なんてこともよくあります。

保育園で子どもが怪我をしたら、「必ず保護者の方に伝える」というのがルールの保育園も多いと思います。

ただこのとき、「うちの子に怪我をさせて!!」と怒られそうでいやだなあと感じるということ、思い当たる方はいらっしゃいませんか?
ちなみに私が新人の時はずっとそうでした・・・^^;
(実際、「ちゃんと見ているの?」と嫌な顔をされたこともあります。。)

子どもが怪我をしてしまったとき、どんなふうに、何を報告すべきなのでしょうか?私の経験から「これだ!」と思う方法をまとめました。
新人の保育士さん、子どもが保育園で怪我をして帰ってきた保護者の方などの参考になればと思います。

怪我の対応方法
怪我の対応方法

擦りむいてしまった時の処置は?

保育園に看護師さんが常駐している場合、まず看護師さんに見てもらって適切な処置をしてもらいましょう!また、園によって「擦り傷のときはこうする」という決まりがある保育園もあります。子どもの安全を考えて決められている方法なので、事前にしっかり確認しておきましょう。

「ちょっとひどい怪我なんじゃないかな?」など、対応方法に迷ってしまう場合は自分で判断せず、まわりの先生にも聞いてみるようにしましょう。

また、園にもよりますが、最近は「薬剤を使わない」という方針の園もあります。(私の今の保育園もその形です。)
何故かと言うと、子どもの薬剤アレルギーが100%把握しきれないから、というのが理由です。

食べ物と同じように、薬物でもアレルギーが出る子と出ない子がいます。マキロンなどのアルコール消毒、ヨウ素の消毒、擦り傷のときにつけるゲンタシン軟膏などの薬剤でも、アレルギーをもっている子かもしれません。

なので軽度の擦り傷のときは、薬剤アレルギーを引き起こすリスクをとらず、水洗いして放置(傷がちょっと深そうな場合、私の園だとフィルムドレッシング材を使います。園によって異なるのでご確認ください。)という園が多いようです。

 

保護者の方にどうやって連絡する?

私の保育園では「連絡帳に必ず記載」+「お迎えのときに口頭でお伝えする」という2つを行っています。
2つとも行っているのは、お迎えのときだとばたばたしてお伝えするのを忘れてしまったり、子どもが園庭に遊びに行ったりしてしまう、というのが理由です。

保護者の方も、家で子どもを遊ばせていて軽いけがをさせてしまう、というのはよくあることです。なので、子どもの怪我に対しては理解をもってくださっています。なので、基本的に、原因がきちんとわかっていれば「子どもですもの、そんなものよね」と理解いただけ怒られることはありません。

しかし、そんな理解がある保護者の方でも気になるのが「どうして出来たか原因がわからない怪我」です。どこでどうやって出来た傷かわからない場合、保育園での様子を見ていない保護者の方は「よその子にいじめられているのかしら?」「もしかして虐待?」と疑心暗鬼になってしまいます。

愛情いっぱいに育てている自分の子どもなので、「守りたい!」という気持ちから不安になってしまう心情は、普段子どもを大切に保育されている保育士さんもご理解いただけると思います。

なので、一度連絡を忘れただけでもトラブルになりやすいのです。保育士にとっては「ついうっかり連絡をわすれただけなのに」ということでも、保護者の方にとっては大きなモヤモヤの種なんですね。

連絡帳にかく以外にも、連絡ボードにメモしておくなど、保護者の方に連絡を忘れてしまうことがない方法を考えておきましょう。

報告の内容はどうすればいい?

方法はわかったけど、肝心の内容はどうすればいいの?という保育士さんはぜひご確認いただければと思います。

「怪我をさせてしまった・・・」という気持ちから、必要以上に恐縮してしまっていませんか?
「申し訳ありません」という謝罪の言葉をたくさん並べると、保護者の方が逆に恐縮してしまい、もやもやされてしまいます。

さきほど書いたように、保護者の方が気にするのは「いつ、どこで、どんな状況で怪我したのか?」ということです。
なので、下記のポイントを押さえて書くようにしましょう。
  • 日時:「午前中のお外遊びの時間」など
  • 場所:「園庭のブランコ」など
  • 状況:「手を滑らせてブランコから落ちてしまった」など
  • 今後の対応策:「勢いをつけてブランコ遊びをしないよう、適宜声掛けをいたします。ご心配をおかけし、申し訳ありません。」など
この4つをおさえるだけで、保護者の方の不安を払拭することができます。

著者

保育士 神奈川県在住 40代

まとめ

いかがでしたか?「なんだ、それだけ!」と思われた保育士さんが多いのではないかと思います。

最近モンスターペアレントという言葉がはやっていますが、ほとんどの保護者の方は「自分の子どもを心配に思って」の言葉です。

ちょっとした気遣いポイントで、保護者の方と良好な関係を築けるようにしていきましょう♪